マイクロスコープが治療の精度を更に高める

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マイクロスコープが治療の精度を更に高める

歯科用マイクロスコープの導入

皆さんは、「むし歯の治療」がどのようにして行われているかをご存じですか?

多くの方は、漠然としかご自分の歯の構造や状態について理解できていないのが実状ではないでしょうか?歯は、表面のエナメル質だけでなく、中心部に向かうに従ってより複雑な構造になり、むし歯の進行度合いに応じて必要となる治療方法も異なってきます。

歯の治療は、歯科医師の“目視(肉眼・裸眼で見ること)”によって進められることが一般的ですが、歯の内部は非常に細い管が無数に入り組んでおり、肉眼のみでの処置では限界があるのも事実です。そこで近年、「マイクロスコープ」という高精度な拡大装置が注目を集めています。総合倍率1.8x~19.4xという高倍率で患部を診ることができ、細部に渡って感染物質の除去やきめ細やかな形成処置などが可能になることで、出来る限り天然歯を残し、再発を防止するための処置が可能となります。

しかしながら、マイクロスコープを用いた処置は、保険診療上必ずしも必須の処置とはされておらず、まだまだごく少数のクリニックのみに導入されているにすぎません。また、マイクロスコープを用いることにより治療精度は高まる反面、治療にかかる手間や時間がかなり多くなります。そのため、気軽にキャンセルされてしまう患者さんや早く治療を終わって欲しいと考える患者さんには不向きで、患者さんご自身の治療に対するご協力が不可欠な治療であるともいえます。

これまでの肉眼だけの処置では、健康な部位や組織まで大きく削り取っていたり、感染物質の取り残しが発生していることも否定はできませんでした。そして、その取り残しがあると痛みの再発を防ぐことが難しく、また再度の治療を余儀なくされることにつながります。

細菌感染に弱い歯の根の内部 ~ ラバーダム防湿と根管治療 ~

歯の奥深くまでむし歯が進行し、神経を取り除いたり、感染物質を除去するためには、歯の根の内部を処置する必要があります。

しかしながら、この歯の根の内部(歯根)は、細菌感染に対して非常に弱く、外からの雑菌が入り込むと痛みが再発しやすくなりますので、注意が必要となります。そこで、外部からの細菌感染を極力防ぐための方法として、「マイクロスコープでの確認」と「ラバーダム防湿」という方法があります。

処置中に外部から唾液が入り込まないようにすることがとても重要で、そのためにはやはり肉眼だけでの処置は難しく、マイクロスコープを利用すると共に、もう一つのラバーダム防湿という方法もとても有効です。

ラバーダム防湿とは、処置すべき対象となる歯だけをラバー(ゴム状の布)で隔離し、他の歯や唾液からの感染を防止するための防御壁をつくることで、「処置中の感染を防ぐ」ことを目的とした処置前の準備のことをいいます。

欧米では当たり前のように行われている処置ですが、日本では残念ながら根管内への感染リスクに対する意識が高まっておらず、見たことがないという患者さんが多いのではないかと思われます。

精度が高く、歯を残すための治療を行う上では、可能な限り実施して治療を行うことが望ましいのですが、この処置にも時間と手間がかかります。それが多くの歯科医院でまだまだ導入が広がらない理由でもあるかと思いますが、やはり患者さんご自身の意思とご協力が必要であることに変わりはありません。

天然の歯を残すためにできる精度の高い治療を目指して

歯科医院の役割は、歯から生じる痛みを取り除くことだけではありません。

可能な限り、一生涯に渡って患者さんご自身の天然の歯を維持しつづけていただける口腔内環境へと患者さんと共に理解を深め、最善な処置や予防メンテナンスをお受けいただける信頼関係を構築することが必要です。

歯の治療や歯科の知識は患者さんにとってとても専門的で複雑に思えることも多いかもしれません。しかし、皆さんのご両親からの贈り物であるご自分の身体と健康を大切にし続けることが、幸せの第一歩であることは誰しもがご理解いただけることと思います。

ご自分の歯を大切にしたいとお考えの方は、是非一度、当院にご相談ください。

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